雷が苦手

群馬県高崎市トリミングサロン～E-bashoいばしょ～居場所

 

もみじが歳をとるにつれて雷や花火が苦手になってきているので

調べてみることにしました

 

ちなみに実家にいる

参鶏湯犬の小太郎も極度の雷恐怖症です。

 

もみじよりもひどいし、

やっぱり年々ひどくなっています

 

さて調べてみましょ。

 

雷恐怖症の反応

 

・息づかいが荒くなる

・よだれを大量にたらす

・体の震えが止まらない

・家中をウロウロして落ちつかない

・お風呂場（水辺）に逃げ込む

・お漏らしをする

・嘔吐する

・水や食べ物を一切受けつけない

・逃走

・破壊行動

 

見事に小太郎は最初の7つがすべて当てはまりますｓ

 

もみじはと言うと…

 

息遣いと震えが止まらないのと

うろうろするのぐらいかなー

 

その異変に気付いてメイも便乗して

『なになに？？

　あたちも慌てた方がいいの？？』

って顔してうろうろしてます

 

でもメイもダメになる可能性がなきにしもあらず…

 

さて

 

パニック状態になってしまう原因は？

 

・“音”や“光”

・“気圧の変化”

・雷雲から発生する“静電気”

・雷雨による“オゾンの匂い”

 

などに反応していると考えられるみたいです。

 

お風呂場などの水のあるところに逃げ込む子は

体内に溜まった静電気を放電しようとする行為とも考えられているようです。

 

音とか光だけかと思ったら

静電気とは！！

 

あと怖いのはゴロゴロ言ってる地響きなのかなーって思ってたけど。

 

いつから発症するのかと言うと

2歳前後からが多くて、

去勢や避妊はあまり関係ないみたいです。

 

やはりこの雷恐怖症は年齢と共に悪化する傾向にあります。

 

これは「学習された反応」と言って、

犬の恐怖の記憶は、その体験時に目に映った映像や音、

体に感じる不快感や痛みや匂いなどを瞬時に記憶して、

その後、似たような刺激や環境に遭遇した時に、

その恐怖体験が瞬時によみがえってくるため、

雨や強い風、または空が曇ってきただけで

恐怖反応を示すようになる犬も多くいます。

 

そして、この雷による恐怖体験を重ねていくうちに、

「やっぱり、雷は怖いもの」と

犬が確信してしまうところに、雷恐怖症の克服の難しさがあります。
 

 

よく聞くのは

雷の音を録音したものを使って徐々に慣らしていくのが一般的です。

 

治すためにはどうすればいいのか。

 

雷恐怖症のみに関わらず、

「恐怖症」と呼ばれる問題の緩和・克服には、

“脱感作療法”と“逆条件づけ”という方法を組み合わせるやり方が一般的。

 

脱感作療法とは、

音響テープなどを使って、

小さな刺激から徐々に恐怖の対象に慣らしていく方法。

それと同時に逆条件づけと言われる、

恐怖反応を引き起こすマイナスの刺激に対し、

それに拮抗するプラスの刺激を条件づけることによって恐怖反応を減少させていく心理療法。

 

これにも2つ注意点があります。

 

始めるタイミングにポイントが！！

 

脱感作療法の第一条件として、

「試行中は絶対に強すぎる刺激（恐怖の対象）にさらしてはいけない」

という鉄則があり、

脱感作療法中（慣れさせている段階）に

本物の「雷」を体験させてはいけない！！

 

要するに

雷のシーズンを避けての練習が必須条件となるんです。

 

いつでも聞かせてればいい、

慣れさせればいい。

 

と言う

間違った認識で始めるのでは

悪化するだけということになります。

 

もう1つ

 

飼い主さんの過剰な反応（同情・叱責）が、

恐怖症の犬の症状を悪化させる原因になる可能性があるそうです。

 

ワンちゃんが「助け」を求めてきた際には、

静かに声をかける、ゆっくりとやさしく撫でるなどで対応をしましょう。

 

恐怖心をあおってはいけない。

そして助けを求めて来たときに

怒ったり、無視をしたりすると

ワンちゃんとの間の信頼関係に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

信頼できる飼い主としての条件のひとつに

「安全・安心の確保」があります。

飼い主さんに守ってもらえないと誤解したワンちゃんは、

自己防衛意識が高まり、別の問題行動を引き起こしやすくなります。

 

ですが

実際テープの音だけには限界があります。

 

よく聞くのは

テープの音には慣れたのに

本当の雷の音が聞こえたらパニックを起こした等。

 

それは

テープの偽物の音と本物の音を聞き分けられるようになってしまったからなんです。

 

あまりにも

症状がひどい場合は獣医さんに相談をして

安定剤や自然由来の療剤（レメディ）を処方してもらうのが

いいと言われています。

 

それも一時的な対処法であって

ワンちゃん自身が

『雷は怖くないもの』だと学ぶことはできないんです。

 

薬などに頼らずに

『雷は怖くないもの』と学ぶものが出来るグッズがあるそうです。

 

それが

『ストーム・ディフェンダー・ケープ』と言うもの。

 

これは特殊加工を施したメタリック素材でできていて

犬の体内に蓄積された静電気を取り除くことで帯電から犬を護り

雷発生時の静電気による犬の不快感を緩和する効果があるそうです！！

 

6200円～7500円と

金額はちょっと高いですが…

 

それで快適に夏を過ごしてくれることを

考えたら

全然高くない買い物ですよね！！

 

参鶏湯犬に買ってあげようかなぁ…

 

みなさんは

どんな対処法を実践していますか？